| ■2010/1/29 - 節分の食を味わおう |
食育・料理研究家 坂本廣子さん
JA広報通信 2010年1月号より
「鬼は外、福は内!」節分は季節感のある楽しい行事です。
いった大豆は、年の数にもう一つ足して食べるとよいと言われました。一生懸命、数えて食べたことを思い出します。道の角には、ヒイラギにイワシの頭を刺したものを並べたものです。そして夕食には、いり豆ご飯とイワシの塩焼きが出て、舌でも節分を味わいました。
節分のころは、受験生の追い込みの時期でもあります。最後まで受験勉強を支えるためにおすすめしたいのが、イワシと大豆の「節分ご飯」。
イワシなどの青背の魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳の栄養分の一つと言われています。豆に含まれる必須アミノ酸も、その名の通り体にとって必要な物質です。
特に、いり大豆は料理の上でも優れものです。ご飯を炊く準備ができたとき、米3カップに対して4分の3カップのいった豆と、小さじ1の塩を加えて下さい。水加減はいつも通りで構いません。
炊き上がりは、いり豆の風味がしっかり染み込んだ、炊き込みご飯のようなおいしさです。
ほかにも、例えば筑前煮のような煮物をするときに、いり豆をパラリと加えて煮てみましょう。ゴボウなどの根菜が柔らかくなるのと一緒に、豆も柔らかく仕上がります。
いり豆の作り方は、電子レンジに入る平皿に1カップの大豆を載せ、ラップをせずに電子レンジで3分間、加熱します。豆の胴がパチッと割れて、芯からいることができます。「節分ご飯」をどうぞご家庭でお試しください。

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